月刊ハコメガネマガジン

好物はカレー。

2018-01-01から1年間の記事一覧

年末のご挨拶の話

というわけで年の瀬、仕事納めでございます。皆様本年もお世話になりました。来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 と、形式張った年末のご挨拶を打ち立て、今年の責務も無事終了、オーバードーズした開放感に多幸感が溢れておりますが、皆様年末年始は…

うちの両親は両方共大音量であるという話

カプセルホテルに、過去何度か泊まったことがある。 今どきのカプセルホテルというのは、それこそ昔のドラマや漫画で出てくるような上下二段にずらりと口を開けて並んでいるような、安いSFの宇宙船のような外観ではなく、デザインという名のもとに、機能性と…

TPOの間違いでTOPって言っちゃうことがあるけど、意味考えたら別に順不同だから間違いではないんだよねと気づいた話

なお、言葉の意味としては間違いじゃないとしても、「単語」としては間違っています。 TPOに合わせろ、という大変ありがたいお言葉がありまして。 要するにTime(時間)、Place(場所)、Occasion(場合)に合わせた服装、立ち振舞いをせよ。ということです…

この季節になると洗濯物を外干ししても冷たくて乾いた気がしない話

怒涛の10月が過ぎ、なんやかんやで11月もそろそろ終りを迎え、気温もそろそろ「冬」と言ってもよいのではないかと冷え込み始めた12月の足音が聞こえてきた次第である。 いそいそとユニクロのブロックパーカーを引っ張り出し、夏用スーツをクリーニングに出し…

「未来ラジオと人工鳩」をダイレクト・マーケティングするお話

<<<ネタバレ注意>>>本日の戯言は、あるゲーム作品のネタバレを「若干」含んでいます。プレイする上で楽しみを奪うレベルではなく、プレイしてみようかなと思っていただけるレベルでお話しているつもりですが、受け取り方に個人差はありますので、「ネタバレ …

素材の味を引き出すのに塩を使いがちだという話

お前は、カツオを食べたことがないのだと彼は言った。 んなわけない。 正味30年近く日本という国で食事をしてきて、鰹を食べたことがないというのはなかなか信じがたい。そりゃ、外国では違うのかもしれないが、ここは水産大国日本である。オクトパスだろう…

夏に夜空を見上げる話

9月になりました。 8月が終わってしまうと、夏が終わったように思えてしまうのは、よくよく考えれば不思議な事で、9月になったところで急激に暑さがなくなるわけでもなければ、制服が夏服から冬服へチェンジすることもなく。要するに「小中学生時代の夏休み…

日向豊とぼっちゲーマーラプソディのお話

ゲームは、逃避であり、娯楽だ。 いえね、昨今e-スポーツだなんだと盛り上がってますので、バッサリとゲームを「逃避」だなんて言ってしまうと、色んな人から刺されかねないのですが、あくまで、個人としての見解、という形で聞いていただければと思うのです…

かき氷機を買った話

かきごおりにハマっている。 またいきなり昭和な話題から入ってきたなと思う諸兄と、こいつまたはやりの台湾スイーツ(笑)の話題を出して女子人気を得ようとしていると思う諸兄がいると思うのですが、どちらにしても諸兄(男)しかいないという点がポイント…

頭が痛い話

とは言っても、別に比喩でも何でもなく、物理的に頭が痛い話です。ええ、偏頭痛というものになりましてですね奥様。 世の中言葉が溢れておりまして、偏頭痛というものの存在は知っていたのですが、やはり知識と体験は違う。百聞は一見にしかず。夏休みをほぼ…

高い買い物は使用頻度と一日あたりの利用料金を算出すると買いやすくなるという話

ベッドをね、買ったんですのよ奥様。 今の家に住み始めてはや7年が経過し、そのうち6年ぐらいは入居と同時に買ったすのこベッドに布団を敷いて寝ておりまして、半年ぐらい前にすのこがギシギシ言うのに耐えかねて放棄、通気性は良いかもしれませんが、いかん…

本棚に見るラブストーリーの可能性の話

自分の読書の趣味が偏っているのは重々承知しているわけで。 いや、偏っているというよりは雑食性すぎると言ったほうが正確でしょうか。正岡子規を読んだ次の日にメンズノンノを読み、そのまた次の日に発達障害の方が書くビジネス書を読み、傍らに吉岡里帆の…

夏の醍醐味の話

引き続き夏の話である。 小さい頃は夏がとにかく好きだった。いつまで経っても暗くならないし、プールの授業があるし、なにより1ヶ月半もの休みがある。浦安鉄筋家族の小鉄もかくやという勢いの我が小学生低学年時代は、とかく夏が好きだった。 今はといえば…

気象予報士のお姉さんはすごいガードが硬いか、ノーガード戦法かの二極化しているという話

今年一番の暑さです、と一年に何度もニュース欄に文字が踊ることに違和感を覚えるのは、自分の日本語能力が乏しいからなのだろうか。 いやうんまぁ、気象予報士の皆さんの苦労は推して知るべしであろうとは思う。ここ近年の「異常気象」と呼ばれる事態に直面…

お刺身についてくる醤油とわさびは逆に足りないという話

というわけで皆様、3ヶ月も更新が空いていました。あはは。 あははじぇねぇよ何してたんだこいつ、ツイッターには毎日のように顔出すくせに何サボってやがったんだこらというお叱りはごもっともでございます。ごもっともでございますが諸兄、そんなに毎日毎…

新入社員時代にグーグルマップが友達だった話

仕事している風に見せる、というのは重要なことである。 世の学生諸君の中には、仕事というものを過剰に増大し評価している子が時々いて、フルタイムで正社員で働いている人間と、時給でバイトをしている人間を比べて天秤にかける子をたまに見かける。なんな…

いつの間にか行きつけのショップが閉店していてためていたポイントが霧散した話

エロゲ市場が危うい。 いや、斜陽の業界だというのはさんざん前から言われてきたところであり、何を今更とお思いの諸兄だろうが、話はなかなかに深刻である。 中古ショップが相次いで閉店しているのだ。 我が広島の地でも、大手中古取扱店が閉店、取扱店も徐…

日曜日にサイゼリアに行った話

サイゼリアという店がある。 言わずとしれたファミレスである。その実、中に入れば子連れの主婦や暇を持て余した大学生の天下となっており、平日だろうと休日だろうと笑い声が絶えない。結構なことであるが、我々背広組としては、若干の居心地の悪さを感じず…

思えば、使用頻度が恐ろしく低いことわざだという話

この正月にかるたをやった。 あまりに久しぶりすぎて、前にやったのはいつだろうと思い返してみたら、小学生の時分に冬休みに百人一首を丸暗記させられた過去が思い返された。ただでさえ短い冬休みに、古文の意味もクソもわからない小学生が百人一首を丸暗記…

「味玉100円が高い」という主張に対して反論する話

「味玉を抱きたい」 春になってもいないのに、また豊がトチ狂ったことを言い出したと思われている。仕方がない。卵ならまだ有機物であり、わずかながらも生命の可能性がある。だからと言って、「抱かれたい」は一般的に考えておかしいのだが、世の中には様々…

本日は通勤途中に2回滑った話

今年の冬は寒いらしい。 もう1月も終わり、2月に入ろうかというこの時期に一体何を今更のたまっているのかと訝しげな視線を向けられる諸兄、貴方は正しい。私とて今更何を言っているんだと自分でも思う。 暑さに弱いからと言って寒さに強いわけではない。そ…

人と違ったものを持っているということは決して羨ましいことではないという話

リコーダーという楽器がある。 昨今の小学校事情はよく知らないのだが、少なくとも私が小学校の時分は、音楽の授業で扱う楽器はリコーダーだったため、児童全員がもれなくリコーダーを持っていた。 こういった、「授業に使う道具」シリーズの最大の問題は、…

年越しの瞬間は、必死にコントローラーを振っていた話

年が明けた。 現在は2018年であり、平成30年であり、1月4日であり、お正月気分も抜け切らない時分で、みんなどことなく目の焦点があってない感じでパソコンとにらめっこをしている平日の昼下がりである。 「お疲れ様です」が「新年あけましておめでとうござ…