月刊ハコメガネマガジン

好物はカレー。

2016-01-01から1年間の記事一覧

盛者必衰の理をあらはす話

スタバが、陰りを見せているらしい。 先日スタバオシャレスポット説を大衆に向けて発信した所、随分とその話題に触れていただき、嬉しい限りである。 が、その話題がことごとく「今更スタバとか」「今はコスパ考えてドトールかタリーズよ」「キャラメルマキ…

効率性を重視すると食事風景がループするという話

お昼ごはんがないがしろである。 ないがしろというなら、食べたり食べなかったりする朝ごはんの方かもしれないが、とにかく私のチョイスする昼食が適当すぎると話題だ。割と本人としては、充実していると思うのだが、他人から見るとそうでもないようだ。 昼…

コーヒーショップで本を読むのはカッコいいが難しいという話

コーヒーショップが、寒い。 こんなことを書くと、今現在甲子園球場で滝のような汗を流している選手、応援の生徒、それを見守る保護者の方々に刺されそうになるのだが、寒いものは寒い。嫌がらせのレベルなんじゃないかと思うほどだ。 いや、私もたまたま今…

センチメンタルになりきれない話

夕闇の中、近所を歩いていたら、線香の匂いがしました。 夏が折り返してきてるなぁと感じました。 今でも覚えている、私の小学校時代の夏休み日記の一節である。 小学生時代から随分ひねくれていたのは明白で、一体どんな小学生が線香の匂いで夏を感じるとい…

ダンボールの隙間になら夢をいっぱい詰め込めるという話

先日私の家に妹が家飲みをしに来て一言。 「ダンボールが多い!」 そんな見たまんまのことを言われても仕方ないのだが、なるほど、確かにゴミ出しをサボっていた関係もあって、ダンボールが溜まっていた。ダンボール置き場と決めている一角から溢れ出してい…

他を知る前にまずは自らを知るべきであるという話

About two minutes from the north exit of Shinbaba Station. 私とて文系の端くれである。これくらいの英語は油断していても出る。 だが、私は致命的なミスをしていた。 「…それは『しんばんば』だね」 割と衝撃だった。衝撃的な上に赤っ恥だった。 取引先…

オシャレになるにはオシャレな空気を吸わなければならないという話

この世の中にオシャレスポットというものは一体どれだけあるのだろうか。 例えばスカイツリーはオシャレスポットだろう。そこに異論がある人はあまりいないと思う。 だが一方で、墨田区のスーパードライホール(例のあのオブジェがある施設だ)は、そこまで…

どっちにしても確実に身体には良くないという話

朝起きてアイスにするかビールにするか論争というものがある。 世間一般の話ではない。私のごく身近な者達の論争だ。要するにダメ人間の集まりである。 日頃の鬱屈したストレスが変な方向に作用してはっちゃけてしまった真夏の休日。嫁子供は実家で今日は一…

余裕があるときに限ってスムーズにことが運ぶ法則の話

旅行計画を立てるのが苦手である。 旅行自体は好きだ。お金の問題や時間の問題を抜きにすれば、職業:旅人でも一向に構わないとすら思っている。日本と言わず世界中をさすらいながら真実の愛を探し求めていたい。だいたいこのあらすじは見つからないやつであ…

行動を最適化するとエラーが検出されてしまう話

方向音痴である。 いい大人だが、未だに道に迷うのだ。 別に人生の話ではない。いや人生に迷っていないかと聞かれると、それはそれで記事になってしまうぐらい書かなければならなくなるのだが、今回は物理的な話の方向音痴だ。 方向音痴にも種類があって、地…

突発的な片付けは思わぬ精神的ダメージを受けるという話

家の中が荒れているらしい。 一言に荒れるといっても、種類がいろいろある。ごみが捨てられずにごみ屋敷になるとか、掃除機がかけられないとか、洗濯物が洗濯機からあふれ出ているとか、程度や種類は千差万別である。 だが共通しているのは、大体その「片付…

アイスキャンディーにおける柔らかさの表現の話

スーパーに買い物に行った時のことである。 「ねーねーこんなのあるよ!」「何?」「フルーツぷるんぷるん!」「……え?」「あはははは、何これ!」 フルーツぷるんぷるん、である。 スーパーのアイス売り場の脇に鎮座しておられるのは、まごうことなきフルー…

ひらがな表記というところがわかっている感を倍増させるという話

ぱふぱふ、である。 いきなり何を言い出したのかと思われるかもしれないが、今日は改めてこの言葉の奥行きを感じてみたい。 鳥山明なのか堀井雄二なのか、それともゲームデザイナーのうちの誰かなのかは分からないが、なんとまあとんでもない単語をこの世の…

手の甲に浮き出た血管と筋肉の話

「手の甲とか腕に浮き出た血管が好きなんです」 と言う女性がいた。 「わかる」 と私は返した。 その女性と無言で握手を交わし、手の甲に浮き出る血管がいかにセクシーであるかを語ること5分。周囲から浮き上がり、さながらラピュタのラストシーンのごとく彼…

広島におけるお好み焼きについての話

お好み焼きが好きである。 広島に住んで二十年余りになるが、お好み焼きが嫌いな人はあまり聞いたことがない。ネギが食べられないんだ、という部分的な苦手食材は聞いたことがあるが、お好み焼きという料理そのものが苦手であるという人はかなり珍しいのでは…

外見上のパーソナリティについての話

背は、高いほうだ。 180センチオーバーというのは、なかなかに世間一般では「でかい人」と認識されるらしく、初めて行く場所ではだいたい半分ぐらいの確率で「背が高いね~何センチあるの?」と訊かれる。 まぁこれは私が初めて行く場所では、人見知りのせい…

ごあいさつ

ブログのマナーというものがわからない。 いえまぁ、人生の半分以上PCを触りながら生きてきた自分にとって、インターネットはほぼへその緒と言っても過言ではないが、いかんせん体裁というものに弱い。 こういったブログを作るのは初めてじゃない。だいたい…