月刊ハコメガネマガジン

好物はカレー。

だから僕はウインクができない

先日のほぼ日刊イトイ新聞内の「今日のダーリン」にて、糸井重里人狼ゲームについて触れていました。 

人狼ゲームという言葉自体が一般的になって、もうずいぶん経つように思えますが、実は糸井さんと同じく、自分もリアルでやったことはありません。 

一緒にできる友達が少ないという至極シンプルにて明快な理由なのですが。あとはまぁ流行りだしたのが社会人になってからで、友人が多人数で気軽に集まれるような環境になかったというのも一つの理由ですかね。 

とはいえ、そのゲームの概要は理解しており、人がやっているのをテレビなりYoutubeで見て、「ああ、面白いなぁこれ」と小学生並みの感想を抱いていたんですね。見てるのは面白いけど、いざ自分がやったらたぶんうまくできないだろうなぁとも。亜種もたくさんありますよね。最近ではネットワーク対戦型のProject Winter、通称雪山人狼とか。Vtuverがきゃっきゃ言いながらやってるのを見ながら飲む酒の旨さよ。歪んでるのは多少自覚はしている。 

 

いやちょっと話がずれましたね。で、糸井さんの話に戻るんですけど、その昔似たようなゲームをアメリカは西海岸でやったことがあると。「マーダーゲーム」と言うらしいです。 

マーダー(鬼)を決め、それをみんなで当てていくというゲームであり、人狼と違うのは、必ずしも審判が必要ないこと、明確なターンの区分けが存在しないことで、要するに話していくそばから人が死んでいく(ゲームオーバーになる)という、字面だけで見ればとんでもないゲームですね。 

で、その肝心な〇人方法ですが、なんとマーダーがウインクをして、そのされた人が自主的にゲームから外れるというもの。された人以外にウインクを見られたらマーダーの負けというルールだそうです。 

なんかどっかで聞いた話だなと思ったら、はるか昔に女の子の間で流行っていたウインク殺人事件というゲームの話でした。やり方は全く同じで、違うのは卓上のゲームではなく、みんなが動き回ってより分かりにくくしていたという点だけ。 

ここまで思考が回って、何にびっくりしたかって、「ウインクって一対一でやるもんなんだ」という事実に気が付いてびっくりしたわけです。 

おそらくこれを読んでいる諸兄におかれましては、こいつマジで何言ってんだと、早計に僕をサイコパス認定しかけてる人もいるんじゃないかと思うのですが、ちゃんと説明しますので迫害しないでください。 

 

いや、そもそもウインクって、普通の人間が日常生活で使うことありますか。ないですよね。 

正直きちんとしたウインクってたぶん練習しないとできないと思うんですよ。ほら、一昔前のドラマとかであるでしょ、鏡の前でウインクの練習する駆け出しアイドルのイケメンの図。「だめだ…うまくできない…」とか落ち込むんですけど、ちゃんとできとる。少なくとも1時間ぐらい練習して若干表情筋がつりかけているワシのウインクよりは全く持ってできとる。自信を持て。 

大前提としてですね、「ウインクができる」っていうのは、美男美女であるという条件が不可欠なんですよ。ウインクは画にならないとウインクとして成立しないという名言を残した方がおりましてですね。まぁその言葉をもって僕は生涯ウインクをしないと固く心に誓ったのですが。 

とまぁそういう状況でしたので、僕にとっては「テレビや雑誌の中で芸能人がやるもの」としか認識されていなかったんですよ。ああとイワンコフが武器にする。(唐突のワンピース脳) 

だからこの時点で、ウインクは、一人が多人数に向けて行うものだという認識があるんですね。 

そんな状態だったので、学生時代に女子の間で流行っていたウインク殺人事件のゲームルールを聞いたとき、「それゲームとして成立するのか?」と疑問符を浮かべていたというわけです。長年の謎がようやく解けた気がしました。 

ウインク殺人事件もマーダーゲームも、ウインクは一対一で交わされるもの、という(世間一般的には)至極当たり前の認識の下で成り立つゲームですね。陰キャには無理だ。 

いやもうこの件に関しては、陰キャとくくるのもおこがましい気がしないでもありません。自分の知り合いに話しても、だれもこの感情を理解してくれないもので。

 

自信ないのもここまで行くと病的だと友人に評されましたが、僕は今日も元気です。

 

酔っ払いは、綺麗な瞳で、とても真摯な嘘をつく

無論、悪気はありません。

「酔っ払いを介抱する」という事態がとんとなくなって久しい今日このごろ、皆様いかがお過ごしでしょうか。なんか近々緊急事態宣言解除、みたいな動きもあるようですが、日本人特有の自粛ムードでしょうかね。前後不覚に陥るまで酔っ払って他人に迷惑を掛ける、みたいな光景は、まだまだ先の話になるような気がします。

でも、営業再開したらなるべく早く好きなお店には行きたいですよね。アイドルも贔屓の店も一緒なんですよ。推せる時に推しとかないと。コロナもいつ再燃するかわかったもんじゃないですしね。緊急事態宣言が解除されても安心するのはまだ早い。

どこかのコメンテーターが言ってましたけど、「以前の日常」は戻らないって、あれ本当ですよね。ある程度は以前の状態に戻るでしょうけど、全く同じには決してならない。新しい日常が始まるだけだと。業態も日々変化していくような気がします。

ウチの業界的な話をしますと、まぁ在宅の勤務がぐんと上がりましたよね。で、問題なく仕事ができるんであれば、戻す必要はなく、これからもこういった働き方が続いていくように思います。

そう、そういった働き方に寄り添う新たなる酔っ払いのカタチ。それがオンライン飲み会である。うむ。今更感がすごい。

何やら色々ときな臭い話が聞こえてきてはいるのですが、よくよく考えてみたら、オンライン飲み会を仕事上の付き合いの人とするデメリットって、だいたいオンラインじゃなくても噴出してたような気がするのは僕だけなのでしょうか。話を聞く限り、「今更何を言っているのか」という感想しか浮かばないのは、僕が社会不適合者だからなんでしょうか。

そもそも会社の人とそんなお気軽に飲みに行っちゃダメよってことなのですよ。心して飲みに行かないと、大体飲みの席でのお説教で心が砕かれます。最終的に「はい…はい…すいません」とか、がんばりますとしか言えなくなるので。え? 僕だけですか。そんなまさか。

なので、やっぱりこういうのは、友達同士でやるべきなんですよ。それこそ家に上げても全然問題ないなと思えるぐらいの友達同士でやらないと。具体的に言うといきなり「よし眠いから切るわおやすみ」って言っても大丈夫なぐらいの気心の知れなさレベルの友達とやるのがベスト。

飲むペースは自分次第だし、好きなお酒飲めるし好きなつまみ食べれるし、なんだったらライブBD流して布教もお手軽にできるし、安上がりだし、そもそもぐでんぐでんに酔っ払っても帰宅するというプロセスがないから安心。

いやほんと、帰宅しなくていいっていうのすごいですからね。家飲みもまぁ帰宅しなくてもいいっていうのありますけど、家の中の汚れ様のレベルが違う。一人で飲んでたら片付けだってあっという間。本当に飲み会が終わってそのまま横になれるという幸福感がすごい。

いいですよ。オンライン飲み会。

まぁ惜しむらくは。

大前提として友だちが少ないっていう事実なんですけどね。

いいんだ。youtube見ながら飲むから。
youtube見ながら晩酌するのだって立派なオンライン飲み会だから!

そう話す僕の瞳は、とても綺麗なはずだ。

 

他人の趣味は時に新たな扉を開くという話

普段家の中にいないから何していいのかわからない、みたいな事を言う人に対し、別に何もしなくてもいいんじゃないでしょうかと返したら、これだか独り身は…みたいなことを言われたのですが。

 

関係ありますかねぇそれは!

 

なんなら料理の一つすら出来ないあなたよりも、少なくとも掃除洗濯料理の家事面で3馬身ぐらい先を走ってますけどねぇ!!

 

それだけやった上でゴロゴロしてて文句言われるのはそらもうあなた単純に邪魔に思われてるんじゃないですかねぇ!!!

 

って心のなかで叫びながら、そうですよねーご家族いたら大変ですよねー(棒 と返していました。社会人って大変ですよね。

でもまぁ、やることがなくなってくるのは事実ですよね。インドア派の友人ですらちょっと家の中飽きてきたってこぼすぐらいには、外出自粛の波は確実に精神を蝕んでいきます。

積みゲーが死ぬほど溜まっている僕も、16時間ぐらいぶっ続けでゲームしていると、流石にちょっと気分転換したい…ってなります。

気分転換するのに、ゲームからマンガへ、マンガからテレビへ、テレビから読書へ…みたいに、家の中でできる趣味をたくさん持っていると、飽きずに楽しめるのですが、大体の人はそんなに多くないですよね。

特に、新しい趣味を見つけようとしても、初期投資が必要だったり、道具やツールを揃えるのに時間がかかってしまったり。今の御時世、巣ごもり需要も高まり物流も滞りがちで、なかなかハードルが高いと感じがちな皆さま。

 

Vtuberが、あるじゃない。

 

というわけで、沼にはまって約1年。豊さんプレゼンツの今だからこそ見てほしい、Vtuber紹介をどうぞ。

さぁ今すぐyoutubeへ飛ぶんだ!

 

ヒメヒナ 

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言わずとしれた、この沼に突き落としてくれた(感謝してる)ユニット。

田中ヒメと鈴木ヒナの二人組ユニットで、ちょこちょこ地上波にも出演している。
チャンネル登録者数56万人、先日発売された1stアルバム「藍の華」は、アマゾン売上ランキング1位、オリコン3位を取る今勢いのあるVtuberの一角。

歌唱力もさることながら、日常回やゲーム実況回のギャップが楽しい。仲の良い二人が常時ハイテンションで条件反射だけで会話するのは見てて幸せな気分になる。
なお、おバカはおバカな模様。しかも両方とも。ツッコミ不在のハイテンショントークをどうぞご賞味あれ。

特にホラゲやドッキリの回のヒメのリアクションは口角がひきつるレベルでニヤニヤが止まらない。モニターのブラックアウトには十分に気をつけるべし。

 

<おすすめしたい人>
テンション高めの子が好きな人
かわいいとかっこいいのギャップに落ちたい人

 

<おすすめ動画>


【Overcooked2】噂の料理ゲーでキッチンが大火事に!?

 

もこ田めめめ

www.youtube.com

羊とアルパカと人間のキメラ。ふわふわもこもこな髪とスタイルの良さは随一。
Vtuberでスタイルとか意味あるのかと小一時間。いいんだよ可愛けりゃ文句あるのか。

もともとはソロで活動していたが、後に.LIVEに加入。現在はアイドル部の一員として活動中。.LIVEつながりで、ガリベンガーVにも度々出演する。

バイキング小峠に「バカみたいな喋り方」と評されているが、それがいい。ただ、頭はそこまで悪くない(と僕が勝手に思っている)上に、知識・話題は豊富で、雑談も得意。音楽系の造詣が深い。

歌唱力も高く、男性曲などの低い声の曲を歌うともれなく豊さんが尊さで倒れる。.LIVEのカラオケ大会で電脳少女シロとデュエットした際は、カラオケ音質とは思えない完成度を誇っていた。あれ普通にレコーディングしたらとんでもないことになるんじゃないだろうか。

生配信がとアーカイブが多いため、ちょっと見するのが難しいのが難点。まずは.LIVEの大型企画動画や、ガリベンガーから入るのがいいかもしれない。ただし、配信最後のガチ恋距離カメラは一度経験してみることをオススメする。ようこそ毛玉。

 

<おすすめしたい人>
喋り方に癖があるのが好きな人
ゲーム実況が好きな人

 

<おすすめ動画>


【好きな物の話】音MADとゲーム音楽の話しよ!

  

ピンキーポップヘップバーン

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ようこそ諸君。120歳オーバーの巨乳Vtuverだぜ。まいったかこの野郎。

ポップな見た目からは想像できない陰キャ女子。空回り感がすごいけどそこが愛おしい。なんか既視感があるなぁと思ったら、水曜どうでしょうの時の大泉のボヤキに似ている毒舌を吐く。若干自虐気味だけど、がんばりやさん。アイカツ大好き。色彩とデザインのセンスがよい。

輝夜ルナを憧れのパイセン、先述のもこ田めめめを推しとして公言しており、誕生日にめめめからメッセージを貰った際にはガチ恋オタクムーブをかましていた。

コラボ動画も多いが、生来の人見知りでだいたいビビっている。うわぁこういう動きするする…と人見知りの諸兄は共感すること多数。ええ。僕のことですね。

ネタ要素が多く、お笑い芸人に近いかもしれない。自分で自虐ネタに走った後の「あ"?!」とかすごい好き。各所に散りばめられたネタにきづけるかどうかが楽しめるかどうかの分水嶺

動画は一発ネタが多く、一本の再生時間も短いためサクサク見れます。
中でもオリジナルMVの「MAD TIME LOVE」は、豊さんが太鼓判を押すほどの出来。ぜひ見ていただきたい。元気が出ます。

 

<おすすめしたい人>
テンションの高落差が激しいのが好きな人
元気出したい人

 

<おすすめ動画>


【しくじり先生】学校で友達を作るには【PPH】

 

銀河アリス

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地球を侵略しに来た宇宙人。底抜けのIQを誇る。かわいい。

バルスに所属する、口調が若干江戸前な宇宙人。体力おばけ。動画を補佐してくれる猫たちもかわいい。うへへへへへとか笑う。かわいい。Vakatuberの称号を持つ。すごいじゃん。マーブルチョコレートとからあげが大好物。

基本は一人だが、だいたいの動画で猫ちゃんと呼ばれる補佐とのからみで動画が作られている。ざっと思いつくだけでも、クロ、アカ、ミケ、アオ、ピンク、ベンガル、グレー、オレンジと数々の猫がおり、なかなかにでかい組織で地球侵略を狙っている。

感情表現がストレートで、天真爛漫なイメージがあるが、ある動画で実は人見知りであることが判明。友達認定のラインが、一緒に遊園地に行けたら認定と発言し、周囲から「重…」と言われていた。

動画は、いろいろな企画、ネタ、ゲーム実況など、様々なジャンルで作成されている。今回紹介するVuberの中で一番バランスがいいかもしれない。コラボも多いし、そもそも出演する猫たちが多くて絡みのバリエーションが多い点も評価が高い。

ダンスや運動が得意で、勉強と語彙力が壊滅している。
とにかく何も考えずにリラックスして見たい。

 

<おすすめしたい人>
テンション高めの子が好きな人
予想の斜め上80度ぐらいを見たい人

 

<おすすめ動画>


【チャレンジ】今日からお嬢様になるのでとりあえず見てて!

 

MonsterZ Mate

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ラッパー吸血鬼のコーサカと、ボーカル狼男のアンジョーの男性コンビ。ちょっと前までエロゲのお兄さんって呼ばれてた。いや、今も呼ばれてるけど…。

音楽系Vtuberかと思いきや、日常回や企画、コラボ、ネタも多い。もちろん、オリジナルMVや、アレンジ、他VtuberとのコラボMVなんかもある。歌唱力は折り紙付き。

精力的に活動を続けているコンビで、動画の更新頻度も高い。特筆すべきは、コーサカのスキルの高さで、エピソードトークの引き出しがとんでもない。お笑い好きを公言しており、数々の滑らないネタを披露している。逆にアンジョー側は天然がひどく、コーサカにポンのコツのポンと評されている。

動画構成は、音楽系か、日常系か、企画(コラボ)系かに大別される。コラボから入って、日常をダラーっと聞くのがおすすめかも。

男性2人組ということで、女性向けコンテンツだと勘違いされることが多いが、30代男性向けコンテンツを提供している(本人談)。下ネタ封印されたら何も喋れなくなると言っているが、そこまで多くない印象。ただ、子供の教育には良くない動画がちょこちょこあるのも事実。

まずは誰がもってるか王選手権から入るのがおすすめ。わかんなくても笑うもんあんなの。

 

<おすすめしたい人>
すべらない話が好きな人
少年マンガが好きな人

 

<おすすめ動画>


銀河アリスの貴重な○○シーン

 


Y B B

 

Marpril

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矢田と立花の二人組Vtuberコンビ。
仲の良い二人と思われがちだがまさかのビジネスフレンド。略してビジフレ。立花の方は「ファンの方に矢田のこと聞かれても何もわからないんです…」とこぼしていた。自分が喋りすぎていることが原因だが、沈黙が怖いため常に喋り続けてしまう。

罰ゲーム系のネタ動画や、ゲストを呼んでのトーク動画などがある。が、だいたいグダグダになってしまい、見てるこっちがハラハラする。演技が苦手なのか、台本を丸読みしているのがバレバレなときもあるが、いっぱいいっぱいになって棒読みになっている時もあり、これは一体台本なのか素なのか分からないときもある。どっちにしろ見ている方がハラハラする。

荒削りな部分もあるけど、総評すると今からが楽しみなコンビですな。がんばれ!

 

<おすすめしたい人>
初々しいVtuberが見てみたい人
成長を見るのが楽しみな人

 

<おすすめ動画>


【地獄の】絶対に笑ってはいけないMarpril【罰ゲーム】

 

おめがシスターズ

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どもども。おめシスです! でおなじみ。全力声汚い系女子Vtuber。おめがレイとおめがリオの姉妹で、日夜暴れまわっている。

言動と発想とノリが小学生男子とはよく言ったもので、初見の人はリオの声にだいたい圧倒される。「なんか声に圧倒されてたら動画が一本終わっていた。内容が一切頭に入らなかった」との言はあまりにも有名。ちなみに、財力だけは大人である。

姉のおめがレイは清く正しいオタクであり、ポケモン遊戯王ガンダム、ガジェット、ゲーム、ボドゲと様々なジャンルに精通しており、正直その知識量が怖い。妹のおめがリオはそんな姉に対し、だいたい脊髄反射ですべて返答をしており、時に突っ込み時に乗っかる。だいたいレイが黒幕。

youtube公認Vtuberであり、活動期間も長い。ほぼショートの動画投稿であり、生放送などはめったに無い。VRを全面に押し出した企画もあれば、実写でただただ寿司の食べ放題を食べに行く回もある。おめシスはいいぞと3回唱えてロンドンにも行った。要するに企画力おばけ。

ひと目見ればイロモノとして映る可能性があるが、見慣れてくるとどんどん面白さがわかってくる、スルメのようなVtuberです。あと歌がすごい。歌はきれいなおめシス。

 

<おすすめしたい人>
遊戯王ガンダムを始めとしたサブカル好きな人
漫才のような掛け合いが見たい人

 

<おすすめ動画>


【ドッキリ】撮影中にうんちをもらした結果ww

 

燦鳥ノム

www.youtube.com

水の国からやってきた長寿Vtuberサントリー公式です。

ですわ口調が特徴的。丁寧かと思いきや、意外に毒も吐いたりするところがまたいい。ペットの水瓜に対しては割と厳しい。ドッキリとかかけられたりするからかも。

基本スペックは高く、頭も良い。あと直感が鋭い。運動もできる模様。2週間で10キロ痩せるダンスをやらされた回は、ヘロヘロになりながらもエンドレスで踊りきっていた。ヘロヘロ具合は必見。かわいい。ただゲームはあんまりうまくない。
笑顔で丁寧な口調で無茶振りする姿に癒やされること必至。

さすがは大手企業の公式Vtuberというだけあって、企画力や構成力のレベルは高いです。

歌のMVもあり、サントリーのBOSSをイメージされて作られたオリジナルソングなんかは、豪華な作成メンツに負けない歌唱力で、名曲に仕上がっています。カラオケにも入ってるよ! ゆっくりした曲なのに歌ったら存外に難しかったぜ。

 

<おすすめしたい人>
癒やされたい人

 

<おすすめ動画>


【ドッキリ】ノムは騙されるのか!?激辛と普通のペヤングすり替えて食レポしたら……

 

 

以上、つらつらと書き連ねてみましたがいかがでしたでしょうか。

興味が湧いた方はぜひ他の動画も見てみてください。

youtube見ながらお酒飲むのも楽しいです。こないだzoomつなぎながらやったらマジで楽しかった。是非。

 

ていうか全然書ききれなかったから次回あります。多分。

 

 

目的と手段のディスタンス

ドリルを買いに来た人が欲しいものは、ドリルではなく穴である。っていう有名な言葉がございますが。

 

割とそんなことはないんじゃないかという気がしている今日このごろです。だってドリルかっこいいじゃないかと思う自分は正しくグレンラガンに毒されています。螺旋エネルギーさえあればコロナすらおそるるるに足らぬ。噛んだ。

 

要するに手段のほうが目的になることもままあるということです。それこそ、高度に発達した社会が生み出す余裕に起因するものだとは思うのですが、そうなっちゃうんだから仕方ない。他のよく聞く例で言えば、殺人そのものが目的になっちゃったシリアルキラーとか、僕のようにガンプラを作ることだけが楽しくて完成品は特に興味はないとか。ええ、僕は今自分をシリアルキラーと同列に並べましたが、大体あってます。

 

前述のドリルに関しては、いわゆるマーケティング技法の一つとしての言葉なんですけど、目的と手段を履き違えないで、きちんとした顧客満足を得なさいみたいな、僕が苦手とするタイプのありがたいお言葉なわけです。初っ端から天の邪鬼と化している時点でお察しですけども。

 

ただまあ、この目的と手段っていうのは、なかなか奥が深いものでして。人それぞれ、同じ行動をしてもその先にある目的は千差万別。だから、それ以外の状況観察や話術によって、適切な目的を割り出さないといけないというオハナシなわけです。

 

前に、会社のオフィスフロアで見慣れない若者がウロウロしているのを見かけたんですね。

 

何してるんだろう、と彼の動向を仕事を放り出して眺めていると、どうも何かを探しているようで、フロアをキョロキョロ見回している。で、行ったり来たり。

 

ははあ、これはあれだな。新人君だなと目星をつけまして。いやぁーしょうがねえなぁ、フロアマップも持たずに一人で違う部署に突撃するなんて無謀にもほどがあるんじゃねぇの新人君。よっしゃいっちょ助けてやっかと先輩風を暴風並みに吹かして近づいていったんですよ。

 

どうしたどうした、なにか困っているのか?

 

聞けば、応接室に行きたいらしい。なるほどなるほど。

 

ここで頭脳明晰、聡明な僕は大体の仮説をたてるんですよ。こいつは新人の営業マンで、来客対応中の先輩から「ついでに紹介するから名刺持って応接室に来い」と言われて慌ててフロアに来たものの、応接室の場所がわからなくて泣きそうになっていたと。ったく仕方ねぇなー誰だそんな適当な指示を飛ばしたやつは。と思いながらも、すっごい上の立場の人だったらまずいから口には出さないあたり、リスクヘッジがきちんと出来ている。(自画自賛

 

なるほど、こいつの目的はお客様に挨拶することであり、応接室に行くことはその手段なわけだな。なるほどなるほど。
それで、僕の目的はこいつを応接室にたどり着かせることであり、手段としては場所を教えても良いし、一緒について行ってやってもいい。

 

さてどうすると考えた結果、まぁ新人を一人で放っておくのもバツが悪いし、応接室ったって一つじゃない。

 

仕方がないので案内してやるよついてきなこっちだ。

 

んで、意気揚々と新人君をしたがえて応接室へ向かうのですが、若干新人君のリアクションが鈍いのが気になる。

 

ヘイベイベー(流石にこれは盛ってる)、どうしたんだ緊張しているのか。大丈夫だ大丈夫。別に失敗したって殺されやしないし喰われもしない。せいぜいが今日の夜のお酒が増えるかどうかってだけの話だHAHAHA。

 

そんなアメリカナイズされたやり取りは実際にしてはいないんですけど、どうにか新人君の緊張が解ければいいなって頑張ったんですよぼかぁ。健気ですね。

 

それでそのまま空回りした努力を続け、無事に応接室にご案内あそばしたのですが、応接室の前に部長がセッティングされており、新人君を見るなり、「お待ちしておりました」「すいませんわかりにくくて!」と低頭平身。いやちょっと待て。そのつまり。

 

案内してきた僕に対し、若干目を細めたかと思うと、顔を歪めて一瞥。最終的には見なかったことにしたらしく。新人君と応接室に消えていき。

 

ここらへんで新人君が新人君ではなく、更に言うなら部長がヘコヘコするような立場の人で、もっと言うならお客様だったことに気がついた、クロックスにノーネクタイ、ジャケットの代わりにカーディガンを羽織った男が一人。

 

えー…。それは、聞いて、なくない?

 

そのまま怒られるのが嫌でトイレに籠ってました。

 

まぁ何が言いたいかって言うとですね。手段と目的の把握に力を注ぎすぎて、思い込みで状況判断するとえらい目に合うっていう話ですよ。

 

割とね、マーケティングの現場を見ているとそういう「根本的なハナシ」を度外視しちゃってる人を見かけます。

 

別段この業界に限った話ではないのですが、追い込みで視野が狭まって完成度を高めている段階で、一旦力抜いて一歩下がって全体を見てみるってのも必要なことなんじゃないかと思うんですよ。

 

昨今の新型コロナにしたってですね、「やらなきゃいけないこと」と「その目的」に固執するのもいいんですけど、視点がね。固まり過ぎちゃうのも良くないですから。

 

今一度ね、自分に必要なことを、見直してみるっつーのもいいんじゃないでしょうか。

 

クビシメサイクル

真綿で首を締める、という言葉がありまして。

自分自身も結構長い間誤解していたのですが、ここで言う「真綿」はコットンではなく、シルクの意味合いで使われるんですね。要するに絹。これ知ったのは成人してからだったように記憶しています。

あのふわふわもこもこした綿を想像して、「随分回りくどいやり方だよなぁ」というイメージを持っている人が大多数で、まぁ言葉の意味としても「遠回しにじわじわ責めたり、痛めつけることのたとえ」という意味合いだから、あながち間違っていはいないのですが、コットンとシルクでは危険度が違います。

実際問題、コットンで首を締めて人を殺すことはかなり難易度が高いでしょう。撚りに撚って糸のようにして、それで締めるなら可能でしょうが、それはもう既にコットンと呼べる代物なのかが謎です。

その点シルクは危ない。殺意が明確に現れている。いくら肌触りが良くてなめらかだと言っても、その殺傷能力に疑いはなく、シルクのネクタイで首が締まったなんていう話は枚挙にいとまがないわけです。

要するに自分が言いたいのは、「真綿で首を絞められている」という状況は、慣用句の意味としてはさておき、笑って流せるようなレベルではなく、割と本気で命の危機を感じるべき事態なのだということです。

だから、あるコンテンツについて、真綿で首が締まっているような状況、なんて表現がされるならば、それは何かしらのカンフル剤が必要な事態であって、根性論でなんとかなるような事態ではないことが明白なわけです。

こういう話をすると、皆さん思い浮かべるところは異なり、それぞれが色々なコンテンツを想像されるのですが、諸行無常、盛者必衰は人間の本能以外には適用されてしまい、今どれだけ隆盛していたとしても、やがては衰退、代替わりしていくものです。

それは避けられない事実として人間社会に横たわっているわけですが、コンテンツが続いていく(そのものの寿命であれ、代替わりへの引き継ぎであれ)ために必要なのは、やはり新しいユーザーの獲得なわけです。

こと娯楽においては、その動きが顕著であると言えるでしょう。その昔苦汁をなめた猛者たちは、口を揃えて「新規は大事」と斉唱します。

ここのあたりで自分なんかの限界オタクは、思い当たることが多すぎて胸を掻きむしって死に至ることもままあるのですが、新規の流入は薬でもあり毒なのです。それこそ、コンテンツに影響を与えるほどの。言うても商売ですからね。ビジネスですビジネス。

新規が古参を駆逐する、なんてありふれた光景なんですよね。それが悪いことだとは決して思わないのです。続けていくためには変化しなければいけない。それはユーザーもコンテンツも等しく逃れられない理だと思います。

けど、当人たちからしてみたらたまったもんでないのも事実。だから、度々論争になるわけですね。で、結果衰退してしまうコンテンツもあると。諸行無常とはまさにこのこと。

理詰めしてしまえば、そのコンテンツがコンスタントに利益を挙げれるならば、今いるユーザーが変わらずお金を落としてくれるのならば。別に新規ユーザーは居なくても成り立つのです。ただし、そんなビジネスモデルは存在しない。現状維持するためにも、必要経費は右肩上がりになるものです。周りの環境もどんどん変化していく中、「今まで通りやっていればいい」なんていうのは、まさに真綿で首を自分から締めているようなものなのです。

まぁ結局の所何が言いたいかと言うとですね。新しいこと始めるのに躊躇わないでほしいってことなんです。特にその理由が「このイベントに参加するには自分よりもっとふさわしい人がいるんじゃないか」という理由はマジで勘弁してほしい。ぶっちゃけた話、「イベントに参加できる余地」が残っているならば、是非参加してほしいと思うのです。本当に後がないそれこそ解散コンサートとかなら、話は別かもしれませんが、それで「新しいこと始める」とはならないでしょう。

遠慮は最大の敵です。他に理由があるならいいのです。興味あるって言ったけど、それその場の勢いだしいざやるってなったら面倒くさい。大いに結構。それはあなたに魅力を伝えきれなかったプレゼンターが悪い。あなたはなんにも悪くない。

だけど、「他にふさわしい人がいるから」。これ。これだけは勘弁してください。

いま興味を持ったあなた以上にふさわしい人は居ないんですよ。

 

と、マイノリティ沼から住人はいつも空を見上げているのです。