月刊ハコメガネマガジン

好物はカレー。

休日の朝の話

休みになると早く目が覚める。


不思議なもので、「明日は休みだ!」と気合を入れた金曜日、いつもより遅くまで起きていて就寝、でも明日は休みだから遅くまで寝ていても誰にも怒られない。よし気合を入れて寝るぞ、と寝たはいいものの、まさかのいつもより早い時間に目が覚める。具体的には2時頃寝て6時半に目が覚める。

社会人になり、フリーダムな時間が限られてくると、それを満喫しようとして身体が無理をするようだ。結果、土日ともそのテンションで過ごすものだから、どんどん疲れが溜まっていく。どんな負のスパイラルかと思う。理性が本能に勝てないいい例といえるだろう。

なもんで、最近は休み前にしっかり寝るようにしている。何なら平日に寝る時間より早いときすらある。こんな時間に寝るなんてもったいないと思いつつも、寝に入る。それは土日のフリーダムな時間を満喫するためと自分に言い聞かせて寝るのだ。ゲームしたい気持ちをぐっと抑えて布団に入る。

おかげで土曜日の朝からフルスロットルで動き回れる。素晴らしい。世界はこんなにも広かった!

「最近の若者は、酔っ払って夜更かしして、そのまま友達の家とかネットカフェに泊まる。それが今を全力で楽しんでいると思っている。だがしかし、それは、次の日を犠牲にした楽しみ方だ。時にはいいかもしれないが、可能ならば、ちゃんと家に帰って、お風呂に入ってしっかり寝て、新しい服を着て次の日を迎えるようにしたい」

昔読んだ本に書いてあった言葉だが、今になって「なるほどなぁ」と思う。確かにそういった楽しみ方をした次の日は気だるい。きちっとオンとオフを切り替えることが、おもったより重要だと感じるのはこの年になったからだとは思うが、昔は同意しかねていた先の言葉は、今ではしっかり頷くことができる。

朝ごはんの習慣だとか、身だしなみに掛ける時間だとか、「ないならないでなんとかなる」時間も同じだと思う。「ないならないでなんとかなるけど、でもあったほうがいい」というのは、引き伸ばすととても重要な事柄に絡んでくるんじゃないのかとも思う。

そういった積み重ねが、大事なのかなぁと思う今日このごろ。朝イチからフルスロットル掛けて。


仕事に、行ってきます。


…なんでこうなるんだ。