月刊ハコメガネマガジン

好物はカレー。

若干ではあるが考えても無駄だということもわかっていたという話

体力配分というものは、とかく重要なものだと思う。


それは、陸上競技なんかで使う短期的なものから、漫画を描くといった長期的な意味合いのものまで様々である。

常に一定以上のパフォーマンスを発揮し、ここぞという場面では、潜在能力以上の力を発揮する。そのためには、「割ってはいけないライン」というものが存在する。

個人的な感覚の話で申し訳無いのだが、私は、一日に回復する体力というものには限界があると思っているクチだ。

体力を回復させるにも体力がいると言えばいいのか。例えば、温泉に入って美味しいものを食べてリラックスして寝る。体力を回復させる方法として理想的であろう。しかし、極限まで体力を減らしてしまうと、「倒れる」意外に選択肢がなくなってしまう。お風呂にはいるのも、食事をするのも、ある程度の体力を消耗するのだ。

もちろん倒れてしまえば、強制的にある時点まで体力は回復するだろうが、時間効率を考えた場合に下策であることは言うまでもない。時間がある、若しくはのっぴきならない理由で倒れるまで体力を使ってしまった場合以外は、極力「回復に当てる体力」を残しておくべきなのだ。

そう、わかっている。わかっているのだ。三十路である。自分の体力の限界などとうの昔に知れている。なんなら両端下がりの二次関数のグラフのように体力が衰えているのも実感している。しているのだ。皆まで言うな。

そう、朝になっても一瞬立ちあげれないほどの筋肉痛になっていようとも、これは予想された未来なのだ。決して未知の何かが私の身体に作用したわけでも、寝ている間に筋弛緩剤を打たれたわけでも決してない。これは確実に昨日のライブの疲れである。僕知ってる!

久しぶりのライブ参加にシャツとタオルを買い求め、お酒をあおりながらフロアに爆進。年甲斐もなく飛び跳ねまくり今週一週間セーフモードで温存していた体力をごっそり持って行かれた。予想すべき事態ではある。あれだけ偉そうに講釈たれるほど体力について考えているくせに、いざその時になったらスコーンと頭から抜けている。インドアだが脳筋である。タチが悪い。

だがしかし、このまま終わる訳にはいかない。なぜなら本日今から昼夜ぶっ続け二公演が控えているから。まさかの二日連続ライブである。別のアーティストで。嘘だろ。

今日のライブは大きめの箱でやるためお酒もなし、但しバリバリのアイドル系なので体力に加え喉も持っていかれる可能性大。死神が見える。インドア派にはきついものがある。


休み明けに出社できなかったら察してください(私信