月刊ハコメガネマガジン

好物はカレー。

この季節になると洗濯物を外干ししても冷たくて乾いた気がしない話

怒涛の10月が過ぎ、なんやかんやで11月もそろそろ終りを迎え、気温もそろそろ「冬」と言ってもよいのではないかと冷え込み始めた12月の足音が聞こえてきた次第である。


いそいそとユニクロのブロックパーカーを引っ張り出し、夏用スーツをクリーニングに出して、冬の装いに備えるのである。今週末にはこたつも出すべきかどうか悩んでいるのだが、こたつを出すととたんに家の可動域が狭くなる。まぁ飛んだり跳ねたりするわけでもないので、最低限の動線が確保されていればそれで良いのだが、最低限の動線すら確保できないとなるとどうなるか。ズボラまっしぐらとなるわけである。

まぁ、今更ズボラだろうがなんだろうが別に構いはしないのだが。部屋が汚い(散らかっている)ことと便利であることは反比例しているとはよく言ったものである。そりゃそうだ。物を使うにはひっぱり出さないといけない。毎日着るスーツをクローゼットに毎回仕舞うのははっきり言って非効率的である。どうせ着るのだから皺にならないように床に広げておけばいいではないか。そう、そうして部屋は混沌を極めていく。無論、皺になる。

床にスーツを広げられる程度には片付けられている我が家ではあるものの。どうしても週の終わり頃、金曜日あたりになると部屋が散らかり始めてくる。寝る前に読み散らかした漫画や、作業中にひたすら流しているDVDのパッケージなどが溢れてゆく。

大体の場合、それらを土日のうちに片付け、なんとか社会人として人にお見せできるような部屋の体裁を保っているのだが、土日に仕事が入るとそういうわけにもいかなくなる。さぁどうなるか。散らかりが二乗と化していき、洗濯物が積算され、平日の朝に「あれっ!シャツがねぇ!」となる。実話である。先週なった。諦めて半袖シャツの上にジャケットを羽織って一日脱がなかった。苦行である。

計画性のなさが露呈し、世の婦女子の方々は「豊さん最低」とか思ってるかもしれないんですけど、ちょっと待ってください。私は確かに洗濯物を溜め、シャツがなくて仕方なく半袖シャツを着ましたが、決して洗濯してないぐちゃぐちゃのシャツを着回したわけではありません。ちゃんと綺麗なシャツを着ました。寒かったけど。

というか、更に言うなら、世の中の男性の半分は一人暮らし時代に経験してますからね。確実に。一人暮らししたことない人なんて、いくら歳行ってようが確実になりますからね。むしろしたことがない人のほうがやばいかもしれない。

まぁ結局の所、12月が見えてきたことで仕事も忙しくなりつつある中で、家が散らかるのも仕方がないという言い訳の話でした。

…けどこの気温で半袖なんか着たら凍えちゃうので、洗濯はちゃんとしようと思います。かしこ。