本日の夜は
名作というものは何度見ても名作である。それが名作たる条件である。
という有名な一説がありますが、冷静になって考えてみると、ニワトリタマゴもいいところで、んじゃあ新たに名作を作るためにはどうすればいいかという問いには一切答えてないところがナイスである。
名作に理由なし。王道には王道たる理由があるが、「名作」とは、言葉で表せない魅力があるように思う。
私はどちらかと言うと、映画を見た後に、大体の場合はあーだこーだ言いたい人なのだが(こないだの君の名は。の感想文を見れば分かるが)、この映画は、「ああうん。いいよね」の一言で終わって、自分の中で自分だけで楽しめればいいやという自己完結でも何ら不満じゃない数少ない映画でもあります。
というわけで本日の金曜ロードショーは「カリオストロの城」です。
読むだけで映画が再生されるんですが…。