月刊ハコメガネマガジン

好物はカレー。

かっぱえびせんの中毒性と似ている話

この連休は勉強漬けである。


曰く、頭のなかにも筋肉があり、「頭脳労働」と一言に言っても、使う筋肉が違うらしい。んなアホな、と思わないでもないが、普段のデスクワークと資格の勉強に使う部分は異なるのかもしれない。

普段明確に「勉強筋」を使っていないことがひしひしと分かるレベルの知恵熱である。人間の集中力が続くのは最大で90分で、大学の講義はその時間に準拠しているとは誰の言葉だったか。その理論で言うならば、日本人の労働時間は矛盾だらけだと思うのだが、それをことごとく大学を出ているであろう人々が決めているのだから滑稽な話だ。それとも、そこまで到達した人は、通常の人間の精神限界を超えているというのだろうか。まるで中二病みたい話だが、国会議事堂で居眠りをしている背広組を見ると、中学生でももうちょっと取り繕うだろうと思う。ああ、話がずれた。

兎にも角にも、普段勉強というもの意識的にしていないために、随分と頭が痛い。もうダメだ、と勉強を放り投げたのが日曜日の夜9時。我ながら頑張ったもんなと、そそくさと取り出してきたのは新作ペルソナ5。面白すぎて15時間ぐらいやってる。お腹が減りすぎて目が霞んできたところで休憩を入れた。今日が曇りでよかった。晴れていたら買い出しにコンビニに行った時点で灰と化していただろう。

が、一息入れて気がついたのは一切頭が疲れておらず。それどころか勉強していて発生したであろう頭痛は綺麗サッパリなくなっていた。コレを書き始めて気がついたくらいである。寝てもいなけれれば長時間同じ姿勢で座っており、不健康の極みである。やはり興味という名のテンションは凄まじいものがあると実感する。寝たら多分明日の朝まで起きない。

というわけで、どうせ朝まで起きないのならばもうちょっと起きてても問題ないということだ。三十となったこの肉体年齢と精神疲労を逆算して、休日の最大効率化を狙う。

やっぱりゲームはやめられない。

好きなことを、見栄や世間体でやめるのだけは、勘弁してもらいたいものである。