白滝ソバおでん風味withハンペン

三十路になった豊さんの日記

ごあいさつ

ブログのマナーというものがわからない。

いえまぁ、人生の半分以上PCを触りながら生きてきた自分にとって、インターネットはほぼへその緒と言っても過言ではないが、いかんせん体裁というものに弱い。

こういったブログを作るのは初めてじゃない。だいたいブログの引越をするときはほとんど夜逃げに近い状態でするものだから、読者なんているわけ無い。挨拶なぞ要らないといえば要らないのだが、こういうものは体裁だからと頭の中にいるコミュニケーションと常識で武装した僕が言う。夜逃げした人間に何を、と言わないでもないが、やらないよりもやったほうがいいのはまあ、わかる。

というわけで、ちょっと調査という名目でちょろちょろといろんな人のブログにお邪魔してみたのだが…挨拶してる人いなくないか。最初にこんな名目の記事書いてる人いなくないか。

自己紹介という体で自分のことを語っている人もいるにはいるが、三十にもなって「自分はこういう人間です! 趣味は少女マンガです! 好きな食べ物はイチゴです! 好きなロケーションは夕暮れの人のいない海辺で白いロングワンピースに麦わら帽子をかぶってミュールを両手にぶら下げながら微笑んでいる感じです! 男です!」という自己紹介をしても痛いと思う。痛いというかすでに兵器だ。陸自パトリオットミサイルを持ち出してきかねないレベルの飛び道具である。だって書いてて胃の調子がおかしくなったもの。

なので、無難にこの日記の由来でもお伝えしようかと思う。

白滝ソバおでん風味withハンペンとあるが、はたしてこの言葉を覚えている人間がどれだけいるものか。私の若かりし頃に、私の中だけで大流行してたものだが。

字面だけ見れば大体の人がどういうものか理解は出来るであろうが、実際にそれを食す大人を見ると、なかなかの勢いで引かれる。惹かれるではなく引かれる。経験談である。というか、惹かれる人からは一定の距離を保ったほうが無難だ。

白滝の帯を噛み切る技術、はんぺんの加工に用いられる器用さなど、求められる技術に反してとんでもなく残飯感の漂うビジュアルに、興味本位でやってみた者のほぼ全てが食材への深い後悔と、もう二度とやらないという懺悔の言葉で祈りを捧げるという。

が、しかし。

古き良き文化というものは、それに起因する様々な感情や記憶を掘り返してくれる。

三十という齢に際して、前ばかり見てられない。

時には後ろを振り返ることも必要なんじゃないか。

脇目を振らなかったことで、傷ついた人や、うずくまった人を、置き去りにしてしまってきたのではないか。

そういった後悔の念と自責の念も、この題目には込められているのだ。

と、隣のデスクに居た後輩に「うわ、きたなっ!」と言われた私の夜食をそれらしい理由をつけて題目にしてみた。

 

どうぞ宜しくお願いします。

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