月刊ハコメガネマガジン

好物はカレー。

肩こりデイズ

肩こりと付き合うようになったのはいつの頃からだろうか。 三十歳ともなると、段々と身体に不調が出てくる。それは世の常人の常であり、引きこもりだろうがガテン系のマッチョだろうが同じだ。引きこもりには引きこもりの、マッチョにはマッチョの身体的悩み…

みまちがいといいまつがい

果たして、「ノーバン」という言葉は、市民権を得ている言葉なのだろうか。 個人的な見解を言わせてもらえば、未だ市民権を得ていないように思う。ノーバンというのは、ノーバウンド、要するに地面につかずに目標から目標に対象を移動させることを指す。小学…

すっかりと

秋の季節を感じるようになってきたと思ったらしっかり暑い。 内定式という名のスーツを強引に着させる行事ではもはや拷問に感じる。まだシャツとノーネクタイでいいではないか。世の中はスーパークールビズだ。何がどうスーパーなのかは経産省に聞いていただ…

栄養のあるものの話

世間一般で言う、「栄養のあるもの」とは一体何なのか。 一人暮らしを初めて結構経つが、未だに「栄養」の概念がわからない。小学校・中学校時代の家庭科では、類まれなる料理スキルを発揮していながら、座学はさっぱりだったため、たんぱく質や脂肪、ミネラ…

妄想という名のリスクヘッジについての話

ゾンビに無限の可能性を感じる。 言わずもがな、私という存在は高校二年生から妄想の質がまったく進化しておらず、退屈な会議の最中にボーッと何を考えているかと思えば、もしこの会議室にテロリストが乗り込んできた場合の対処方法であるし、そうなった場合…

道路に落ちているものはほぼ危険物であるという話

とにかく道には色々なものが落ちている。 ロールプレイングゲームの話ではない。まあ、あのシステムにも色々突っ込みたいところはある。道に「落ちて」いる薬草や毒消し草は、そこに「生えて」いるのではないかとか、それをそのまま使うのかよとか、その他の…

おかずのみ二つ買えばいいんじゃないかという話

弁当屋で悩むのだ。 弁当屋で悩まず注文できた試しがない。今日は上天丼だ、豪勢にエビ二本付けてやろうとほくそ笑んで弁当屋の自動ドアをくぐった瞬間、肉野菜炒め弁当を持った客とすれ違い、その食欲をそそる香りで一瞬にしてエビが駆逐され、メニューの海…

写真のダメ出しは素直に言うべきだという話

人はかくも、自分の顔に自信を持っているものだと思う。 ナルシストだとかそんなことを言うつもりはさらさらない。不特定多数に見られるものとして記録した時に、人は自分の顔に対するハードルを上げがちだという話である。 デザイン・編集の仕事をしている…

疲れは遅れてやってくる話

ちょっと大阪に行っていた。 「ちょっと」と言って大阪に行けるようになったのかと、自らの成長に一人で感涙していたら、さくっと更新を忘れていた。つめの甘さは小学生の頃から変わらない。 今回大阪に行ったのはライブとラーメン。相変わらず大学生かと言…

カレー作りにおける自由の話

もう、自由に疲れたのだ。 そもそも人は何を持って自由と言うのか。15の夜に盗んだバイクで走り出せば自由なのか。どこまで言ってもしがらみというものはついて回る。所謂「人が頭の中で考える自由」というものは、現実には成し得ないのかもしれない。 まあ…

小学生の面子の話

小学生はなぜ頑なに短パンに固執するのか。 気候も涼しくなり始め、そろそろ部屋着をロンTに変えようかというこの季節、ああそろそろ透けなくなってくるんだなぁと季節の移り変わりを惜しんでいた矢先、元気に登校する小学生集団を見かけた。 朝は随分と肌寒…

ゲームにハマりすぎて短文になる話

データ販売に慣れない。 いきなりアナログ感丸出しの発言で恐縮だが、電子書籍や音楽のダウンロード販売に慣れないのだ。もちろんそれらの媒体は利用しているのだが、電子書籍は、エヴァの安売り版を買ってからここ一年ほど全く買っていないし、音楽のダウン…

知識をつけるには興味からという話

だがしかし、という漫画がある。少し前にアニメにもなった、駄菓子を題材にした漫画である。 私はいまだに駄菓子が好きで、よくスーパーのお菓子売り場で子供に混じって大人気なく駄菓子を品定めしている。はたから見れば相当痛い大人ではあるが、好きなもの…

重要度に対する重み付けの話

歯医者に行かなければならない。 この歳になって虫歯もクソもないのだが、ある日我が家の郵便ポストに「30歳の定期歯科健診のご案内」たるものが届いた。要するに切りの良い年齢だから歯の定期検診に行きなさいってことらしい。初めて届いて驚いた。…いやま…

かっぱえびせんの中毒性と似ている話

この連休は勉強漬けである。 曰く、頭のなかにも筋肉があり、「頭脳労働」と一言に言っても、使う筋肉が違うらしい。んなアホな、と思わないでもないが、普段のデスクワークと資格の勉強に使う部分は異なるのかもしれない。 普段明確に「勉強筋」を使ってい…

説明責任は問題作成者にあるという話

資格の勉強をしていて思うのだが、「どちらかと言えば…」という解答が嫌いである。 とかく選択問題には、「絶対に合っている」「絶対に間違っている」という確固たる根拠が必要だと思うのだ。 だが、意外とこの「どちらかと言えば」こちらのほうが正解である…

休日の朝の話

休みになると早く目が覚める。 不思議なもので、「明日は休みだ!」と気合を入れた金曜日、いつもより遅くまで起きていて就寝、でも明日は休みだから遅くまで寝ていても誰にも怒られない。よし気合を入れて寝るぞ、と寝たはいいものの、まさかのいつもより早…

朱肉という魔性の道具の話

スタンプ台と朱肉の違いについて。事務方の社会人を8年もやっていると、流石にそれらの違いというのはわかってくる。スタンプとはんこの違いだ。それぞれはそれぞれに役割がある。 簡単に書くと、はんこは押印面が硬い。だから朱肉を押し付けて、影を取るの…

誰しもが一度は通る道の話

「サバゲーやろう。サバゲー」 昼休みにコーンスープ片手に優雅なお昼寝タイムを決め込んでいた私の元に、無遠慮なる先輩が要件のみの極めてシンプルな短文で話しかけてきた。脈絡もないとはこのことで、この人に限っては今に始まったことではない。慌てず騒…

狭い世界での攻防の話

9マス将棋なるものがあるらしい。 通常将棋は9×9の81マス40の駒で戦うゲームであるが、9マス将棋は3×3の9マス、駒の数は2~6個ととてもミニマムなものらしい。 通常の将棋より短時間で遊べる、そもそも場所を取らないからお手軽、でもすごく難…

欲望の獣を飼いならす話

私の嗜好品の買い物スタイルは、最近、「寝かせる」ことにしている。 多趣味といえば聞こえはいいが、単純に何匹猫が死んだのかわからないレベルの好奇心をしている、熱しやすく冷めにくい非常に厄介な性格だとその昔自己分析の結果が返って来た。その当時は…

カープの優勝における我が社への影響についての話

えー本日はウチの仕事はお休みです。社内の祝勝会の準備をしてください。 …いや、会社の行事の準備をするならそれは立派な仕事ではないのだろうか。 という至極まっとうなツッコミは右から左に華麗にスルーされてしまい、私の部署は25年ぶりにリーグ優勝を…

松来未祐という声優の話

この話は長くなりそう…な上に、自分でもどうかと思う内容になりそうなので。 しれっと更新。さらっと流すことを推奨。

豊の華麗なる休日の話

家を整理していたら、DVDがゴロゴロと出てきて、なんだろうと思って見てみたら、昔懐かし「トリビアの泉」だった。というわけで本日は一日トリビアの泉を見ていながらの生活であった。 私は気に入ったバラエティを繰り返しみるという習性があり、それの代表…

昔の自分と今の自分を比べる話

ほぼ日で、「就活は、楽しい。」という記事が連載されている。 www.1101.com もう連載6回目で、あしたの更新で最後になるのだが、ほぼ日のいいところは、過去分の記事を検索すればいつでも読めるってとこだ。 ほぼ日は今までにも就職について取り扱ってきた…

目は口ほどにはモノを言わない話

アイコンタクト、という意志伝達手段がある。所謂ボディランゲージの1つであるが、目の動きだけでメッセージのやりとりをするという、極めて高度、極めて難解なものだ。 アイコンタクトが用いられる場面というものは、往々にして緊急度が高く、かつ隠密性の…

飲み代オンリーで限度額に迫る話

「2000円出せ」 ほぼ恫喝である。ほぼというより、まるっきりカツアゲだ。法と倫理が支配するこの現代日本で、このような凶行がまかり通ると思っておるのかこの男は。片腹痛いわ。 結論から言うと通った。何の事はない、飲み代の請求である。盛大に飲みあげ…

孤独な戦いは時に人に誤解を与えてしまうという話

水曜どうでしょうに「対決列島」という企画がある。 私のことを少しでも知っている人間は、私が頭に「馬鹿」のつくぐらい水曜どうでしょうが好きなことを知っているだろう。作業中に水曜どうでしょうを流していれば、別に画面を見ていなくても画が浮かんでく…

UNOに見るカードゲームのユーザビリティの話

UNOというゲームがある。パーティゲームの定番とも言え、もちろん一人では出来ない。 昔お一人様○○という一人で何かに挑戦する企画物に参加したことがある。参加者はお一人様焼き肉や、お一人様カラオケなど定番のものから、変わったところではお一人様桃…

朝帰りの裏に隠された真実を突き止める話

Dreams Come Trueである。夢は必ず来るのである。違う。歌手の話だ。 私の世代からは若干外れている、というより、私の少年・青年時代は音楽と無縁であった為、知識が一般人に比べれば乏しいので、まったく当てにはならないのだが。それでも、音楽知識が乏し…